2011年3月18日
2011年3月5日(土)、デン・ハーグ市のベルエアホテルにおいて、第24回日本語弁論大会が開催されました。今回のテーマは「私が日本語を使って挑戦したいこと」。百名を超える観覧者と審査員の前で、総勢22名が日頃の学習の成果を披露しました。
最優秀賞を受賞したのは、シャレー・バッケルさん(南大学)。声優になり、外国人としてではなく“日本人として”日本で生活したい、という夢を語りました。優秀賞は、アナウンサーになる夢を語ったラウール・ランゲヤンスさん(南大学)と、日本とオランダの文化交流に貢献したいという希望を語ったノア・アジズさん(南大学)が、それぞれ受賞しました。また、沖縄ことば(ウチナーグチ)の保存に携わりたいというジェーミ・メンケベルフさん(ライデン大学)と、空手を通じて日本文化の精神をオランダに伝える役割を担っていきたいという希望を語ったクリス・スミッツさん(ライデン大学)がそれぞれ特別賞を受賞し、独学で日本語を学習している、あるいは日本語学習期間がまだ短いなどの出場者を対象とする奨励賞には、アーロン・ファン・ヘーズさん(南大学)とレナテ・クロスさん(南大学)がそれぞれ選ばれました。受賞者には賞状・トロフィーと各協賛団体からの豪華賞品が授与され、また、出場者全員には参加賞が授与されました。

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優秀賞受賞者・ランゲヤンスさんの弁論 |
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優秀賞受賞者・アジズさんの弁論 |
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最優秀賞を受賞したバッケルさん |
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出場者と審査員の記念撮影 |
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