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第25回日本語弁論大会について(ご報告)


 

 

2012年2月25日(土)、デン・ハーグ市のベルエアホテルにおいて、第25回日本語弁論大会が在オランダ日本大使館、第25回日本語弁論大会実行委員会主催により開催されました。賞品は在蘭日本商工会議所(JCC),日本航空株式会社、キャノン株式会社、株式会社ニコン、レストラン弁慶グループ、レストランKOBE及び富士フィルム株式会社より提供されました。

今年度は参加予定者1名が当日体調不良で欠席しましたが、総勢22名が参加しました。出場者のほとんどはロッテルダム・ビジネススクール、南大学及びライデン大学の学生でしたが、個人的に日本語を勉強している社会人も2人いました。

今年度は「日本のみなさん!“オランダ”ってこんな国です!」というテーマです。参加者は十人十色で、オランダ文化の様々な要素について話してくれました。総じて、今年のスピーチのレベルは高いものでした。

 
2012年4月25日

 

Oscar
最優秀賞受賞者:オスカー・ボイスト(Oscar Vuijst)
(敬称略)

日蘭往復航空券及びホームステイを勝ち取った最優秀賞受賞者はマーストリヒトの南大学の学生、オスカー・ボイスト(Oscar Vuijst)さんです。彼のスピーチはフィクションのオランダ人と日本人が問答するという手法で際立っており、オランダにおいて過小評価されている注目すべきいくつかの話題を取り上げ、聴衆の興味を引きました。

マノン・ラドル(Manon Ladru)さんは自作の俳句を用いて、母国についてどのように感じているかを表現し、ライデン大学のファラ・ナスリ(Farah Nasri)さんはオランダ社会の暗黒面であるコーヒーショップに言及するなど、とてもユニークなスピーチもいくつか披露されました。

初めて審査員を務められたJCC会頭の杉山日本語弁論大会実行委員長の講評では、優秀なスピーチに対してコメントがありました。例えば、オランダのスーパーマーケットでは無料のコーヒーが提供されている事など、スピーチを通してオランダに関する新発見を楽しまれた発言がありました。

最優秀賞:オスカー・ボイスト(Oscar Vuijst)
優秀賞:メメット・カウェジ(Mehmet Kahveci)
優秀賞:ヴァージル・シンゴディクロモ(Virgil Singodikromo)
特別賞:ファラ・ナスリ(Farah Nasri)
特別賞:マノン・ラドル(Manon Ladru)
奨励賞:アーサー・ウルフ(Athur Wolf)
奨励賞:メンディ・リン(Mandy  Lin)

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最前列左から西川デュッセルドルフ営業所長(日本航空株式会社)、井上講師(ロッテルダムビジネススクール)、杉山会頭(JCC)、肥塚大使、メウリス講師(南大学)島田代表(レストラン弁慶グループ)
二列目の左から吉田マネージャー(富士フイルム株式会社)、近藤代表(レストランKOBE)、土田社長(株式会社ニコン)、スミッツ教授(ライデン大学)

 

 

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