第27回日本語弁論大会の結果(3月1日) |
2014年3月11日
2014年3月1日(土)、デン・ハーグ市のベルエアホテルにおいて、第27回日本語弁論大会が開催されました。 冒頭、辻大使より、オランダに着任して以来、初めての日本語弁論大会なので、大変楽しみにしている旨述べると共に、今回弁論大会への参加者に対しては、これまで培った日本語の能力を十分発揮できることを期待している旨激励しました。 今回は「オランダのみなさんに日本の文化の中で紹介したいこと」のテーマで、参加者23名がお笑いあり、感動あり、ハプニングありの白熱する弁論を心ゆくまで展開してくれました。 今回のテーマは、日頃日本語を勉強する上で、語学のみならず日本のさまざまな文化の中で何に興味を持ち,自国のオランダの人達に何を伝えたいかを知る上で最も興味のあるテーマでした。日本の独特な挨拶の仕方、和紙、日本人の謙虚さ、こたつ、宝塚歌劇団、空手部の絆やお風呂の話など日本の独特な習慣や文化をきめ細やかに捉え、自分なりの考え方や印象を明確に弁論して頂きました。特に、今回は17歳の高校生が「能」について高校生とは思えないほど落ち着いて素晴らしい弁論してくれましたので、審査委員一同強く印象づけられたといえるでしょう。
(協賛団体:在蘭日本商工会議所、KLMオランダ航空、キヤノン、ニコン、レストラン弁慶、レストランKOBE、富士フィルム、ヤクルト)
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