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第28回日本語弁論大会の結果(3月7日)


2015年3月23日

 

 2015年3月7日(土)、デン・ハーグ市のベルエアホテルにおいて、第28回日本語弁論大会が開催されました。

  冒頭、辻大使より、例年のとおり各協賛企業から素晴らしい賞品を提供していただき感謝している旨述べると共に、参加者に対しては日頃、一生懸命勉強している日本語の持ち味をこの弁論大会で十分披露できることを期待している旨激励しました。

  今回は高校生3名を含む全員20代の21名の方々が参加し、日本の生活経験談や日本についての研究した成果を流暢に弁論してくれました。

 今回のテーマ「日本の好きなところ、それほど好きになれないところ」は、日頃若者から日本をそれほど好きになれないところは聞く機会はないため、興味のあるテーマでした。弁論の内容はタテマエとホンネ、絆、終身雇用、方言、おもてなし、感情のコントロール、気候、俳句、音楽、教育制度、日本語の誤解、性別、少子高齢化、敬語、謙遜等多岐に亘って取り上げられ、オランダ人から見た日本独特な習慣や文化をきめ細やかに捉え、自分なりの考え方や印象を明確に弁論していただきました。特に、今回の最優秀賞及び優秀賞(2名)受賞者は全員独学で日本語を勉強した学生であり、また、その中で最優秀賞を含め2名の高校生が獲得したことは審査委員一同を驚かせたばかりでなく、語学の勉強方法の変化については強く印象づけられたといえるでしょう。 

 〔審査結果〕(敬称略)
最優秀賞:フローリス・デ・グラーフ(Mr. Floris de Graaf)
優秀賞:マーテン・ヴァン・デル・プラス(Mr. Maarten van der Plas)
優秀賞:ブライス・マイヤー(Mr. Bryse Meijer)
特別賞:マライエ・バッカー(Ms. Marije Bakker)
特別賞:ファラ・ナスリ(Mr. Farah Nasri)
奨励賞:ジェルマ・ヘメス(Mr. Jelmer Hemmes)
奨励賞:アニック・アブスポール(Ms. Annick Abspoel)

 

   

 

 

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