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いわきスパリゾートハワイアンズ



常磐ハワイアンセンターのフラガール達

フラガール全国きずなキャラバン

常磐ハワイアンセンター内のプール

 

 常磐興産が運営する総合リゾート施設、スパリゾートハワイアンズ(福島県いわき市)はかつて町を支えた石炭の低迷とともに豊富な温泉水を利用したリゾート施設「常磐ハワイアンセンター」として昭和41年に開業。目玉とされたのが、地元出身者でつくるダンスチーム「フラガール」で、結成した40年から翌年にかけ全国巡業を行ってPRをし,創設時の危機的状況を乗り越えた。
同リゾート施設は東日本大震災により大きな被害を受け,休業を余儀なくされたが,2011年10月には部分営業を開始,今年2月8日には施設の全館と新施設を開業した。
 フラガールの多くは地元いわきの出身。震災後,リゾートが休業する中,46年ぶりに全国キャラバンを行った。この「フラガール全国きずなキャラバン」は、笑顔と元気の輪を全国に広げていくことを目的として昨年5月3日にいわき市内避難所への慰問公演を皮切りにスタート。福島県内や東北各県の被災地、長野県北部大地震の被災地、県内外や首都圏の避難所、いわき市の親子都市や兄弟都市、九州や中国地方の炭鉱ゆかりの地、復興を遂げた神戸市や広島市など、全国各所で巡回公演を行い、訪問先は26都道府県124か所で公演回数は247回に上った。
 なお,このキャラバンをきっかけに,自らが被災しながらも、ステージでは決して笑顔を絶やすことなく、被災者を勇気づけたフラガールやハワイアンズの人々、被災者のひたむきに生きる姿を描いたドキュメンタリー映画「がんばっぺ フラガール! ~フクシマに生きる。彼女たちのいま~」(小林正樹監督)が昨年公開された。

 

 

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