化学兵器禁止条約第18回締約国会議の開催 |
2013年12月13日
12月2日から5日まで、化学兵器禁止条約(CWC)第18回締約国会議がハーグのワールドフォーラムにて開催され、締約国190カ国の内、日本をはじめとする130カ国が参加しました。今回の締約国会議では、化学兵器ストックパイルの廃棄状況が報告されるとともに、2014年OPCWプログラム予算の採択や次期事務局長にウズムジュ事務局長が再任されること等が決定しました。また、シリアの化学兵器廃棄のための執行理事会決定を留意し、シリアの国外における化学兵器廃棄のための特別信託基金の設立が歓迎されました。一般討論では、化学兵器禁止機関(OPCW)常駐代表である辻大使がスピーチを行いました。会議最終日には全会一致で報告書が採択されました。
会期期間中に日本は中国に遺棄された旧日本軍の化学兵器の廃棄に関するパネル展示及びビデオプレゼンテーションを実施しました。
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