化学兵器禁止機関に対するシリアの化学兵器廃棄のための拠出に関する書簡の交換 |
2014年2月27日
2月25日、化学兵器禁止機関(OPCW)において、日本のOPCW常駐代表である辻大使とウズムジュOPCW事務局長との間で、シリアの化学兵器廃棄のための拠出に関する日本国政府とOPCWとの間の書簡交換が行われました。 シリアの化学兵器については、OPCWの決定及び関連する国連安保理決議に従って廃棄に向けた国際的な努力が行われており、OPCWは、シリアの化学兵器廃棄のために信託基金を作り、各国の支援を募っています。日本は、本年度補正予算政府案に総額15億円を計上しましたが、その補正予算が国会の承認を経て成立したことを受け、このうち約14億円をOPCWに対して拠出することになりました。これは、1カ国としてはOPCW加盟国の中で最大支援額となっています。
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