辻大使による国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)の署名及び受諾書の寄託 |
2014年1月24日
1 1月24日,国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約(ハーグ条約)の署名,受諾及び公布を行うことが閣議決定されました。 2 これを受け,同日に,オランダ外務省において,辻大使による条約の署名及び受諾書の寄託が行われました。署名及び寄託の式典には,オランダ外務省よりダモス条約課長が出席した他,同条約を作成したハーグ国際私法会議のベルナスコーニ事務局長も出席しました。 3 これにより,本年4月1日に我が国においてハーグ条約が発効し,条約の実施を担う中央当局が発足することとなります。我が国は91番目の締約国になります。 4 国境を越えた人の往来が飛躍的に増え,国際結婚及び国際離婚が増加した現在,不法な子の連れ去り等の問題に対処するための国際ルールであるハーグ条約を締結することは我が国にとっても極めて重要です。外務省として,4月1日の発効を踏まえ,条約の適切な実施に取り組んでいきます。
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