シーボルトハウス財団への外務大臣表彰状授与
平成27年8月19日
2015年12月16日
12月10日(木)、天皇誕生日レセプションの際に、本年8月に決定した外務大臣表彰の表彰状が辻大使より、スヒールメイヤー・シーボルトハウス館長に授与されました。外務大臣表彰は、特に顕著な功績のあった個人および団体について、その功績を称えるとともに、その活動に対する一層の理解と支持を国民各層にお願いすることを目的としているものです。
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2015年8月19日
8月19日、2015年度の外務大臣表彰の受賞者が発表され、オランダからはシーボルト財団が選ばれました。同財団は,2000年の日蘭交流400周年を契機として1999年に設立されました。出島で医師として働いていたフィリップ・フランツ・フォン・シーボルトの当時の住まいに、2005年、シーボルトハウスが正式に開館して以来、シーボルトが当時の日本で収集した動植物の標本、地図、当時の日常生活用品等貴重な所蔵品を一堂に展示する博物館としての重要な役割を果たしてきました。また、様々な日本文化を紹介する文化発信拠点としての役割も果たしてきました。
天皇皇后両陛下の御訪蘭時のお立ち寄り(2000年)、小泉総理訪蘭時の日蘭首脳会談開催(2005年)等、日蘭関係で象徴的な意味を持つ場所でもあります。
シーボルトハウスを運営するシーボルト財団は、その日蘭間の相互理解の促進におけるこれらの顕著な功績を認められ、外務大臣表彰が授与されました。