第29回日本語弁論大会の結果
2016年3月10日
2016年3月5日(土)、ハーグのマリオットホテルにおいて、第29回日本語弁論大会が開催されました。
まず、実行委員長の河原臨時代理大使から、各協賛企業に対する賞品提供及び審査協力に関する感謝とともに、参加者のスピーチから多くの新しい経験や考え方を教えてもらえることを楽しみにしているとのあいさつがありました。
今回は、「What I learned from my Japanese language studies / 日本語学習から教えてもらったこと」をテーマに、17歳の高校生から40歳代までの24名が参加しました。
オノマトペ、こそあど、方言、ことわざなどの日本語の特徴を紹介するだけでなく、日本語の敬語やコミュニケーションの取り方、日本語以外に習った言語との関係、日本語以外の趣味や仕事に対する考え方への影響、自信やチャレンジなどの精神につながることなど、それぞれの独特の視点での弁論をしていただきました。
日本人もなかなか使わない難しい表現やことわざが出てくることもあり、審査員をはじめ観覧に来た方々が改めて日本語の表現の豊かさに気づかされました。
〔審査結果〕(敬称略)
最優秀賞:セバスティアン・カンプ(Mr. Sebastiaan Kamp)
優秀賞:ヤン・ヴェールマン(Mr. Jan Veerman)
優秀賞:マーテン・ルッテ(Mr. Maarten Rutte)
特別賞:シンディ・ザン(Ms. Cindy Zhang)
特別賞:フォン・ヴェラ(Ms. Phuong Verra)
奨励賞:ハムザ・エルケビル (Mr. Hamza El-Kebir)
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