化学兵器禁止条約第23回締約国会議及び第4回運用検討会議への参加(2018年11月19日~30日)
平成30年12月10日
2018年12月10日
2018年11月19日から11月30日まで、化学兵器禁止条約(CWC)第23回締約国会議及び第4回運用検討会議がハーグにて開催され、締約国193カ国のうち、日本をはじめとする約160カ国が参加しました。今回の締約国会議では、化学兵器ストックパイルの廃棄状況が報告されるとともに、2019年化学兵器禁止機関(OPCW)プログラム予算等が採択されました。また、過去5年間のCWCの運用状況を見直す上で節目となる運用検討会議も同時に開催され、過去5年間の化学兵器の廃棄の進展や、不拡散に向けた取組、非国家主体への対応等に資する検証制度や事態対応能力強化など、CWC体制の将来のあり方に関する議論が実施されました。また、化学兵器の使用者特定という新たなOPCWの任務の実現を確保するための方策についての議論も活発に行われました。本会議において、日本のOPCW常駐代表である猪俣大使がステートメントを行いました。
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【ステートメントをする猪俣大使】 | 【会議の様子】 |
会期中に当館主催で中国に遺棄された旧日本軍の化学兵器の廃棄事業に関する取り組みを紹介するため、パネル展示等のイベントを実施しました。
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【冒頭挨拶をするアリアスOPCW事務局長と猪俣大使】 | 【イベントの様子】 |