日本国政府によるOPCWラボラトリー改築への2.4百万ユーロの拠出

平成31年3月4日

2019年3月4日
 

 2019年2月27日,猪俣大使は,アリアスOPCW事務局長を訪問し,日本国政府がOPCWラボラトリーの改築プロジェクトのために2.4百万ユーロを拠出することを決定した旨を伝えました。また,昨今みられるような化学兵器(以下,CW)の使用・再発の事例を防ぐためには,公平かつ中立的な国際メカニズムによって,事案の中立かつ客観的な科学的手法による調査が不可欠であり,そのためOPCWラボラトリーを改築することは大変有意義である。そして,同センターが,CWテロを含むCW使用疑義事案に係る分析・検証に関する知見の蓄積に当たっての世界的な中核的な施設として発展することを期待する旨を伝えました。
 
※関連ページ
-OPCW(化学兵器禁止機関)ホームページより(英文のみ)
https://www.opcw.org/media-centre/news/2019/02/japan-contributes-eu24m-future-opcw-centre-chemistry-and-technology