令和5年度日蘭平和交流事業の実施(2023年10月21-28日)

令和5年11月3日
10月21日から28日まで日蘭平和交流事業を実施し、第二次世界大戦時に日本軍に抑留
されていたオランダ人6名を日本に招へいしました。

この事業は、当時の経験に起因して日本
に対し特別な感情を持つオランダの方を日本に招へいし、心の和解を促すことを通じて、
日・オランダ間の相互理解の促進を図ることを目的としています。1995年度から今年度の
参加者を含めてこれまで687名を招へいしました。

今年度の参加者は、長崎県において、地元の大学生や小学生との交流、出島、平和公園、原爆資料館の訪問、福岡俘虜収容所第14分所慰霊碑への献花、鈴木長崎市長の表敬訪問を行ったほか、都内において大学生との交流を行いました。

参加された方々からは「我々のスピーチの後に涙を流す学生もいて、我々の思いが若い世代に届いて嬉しかった」「自分がこれまで第二次世界大戦時のために抱いていた日本のイメージが大きく変わり、非常に貴重な経験となった」​等の言葉をいただきました。

外務省-「日蘭平和交流事業の実施