道井大使2026年新年挨拶

令和8年1月1日
駐オランダ日本国大使
道井緑一郎

 
 新年あけましておめでとうございます。

 昨年12月にオランダに着任し、初めてオランダで新年を迎えました。皆様へ新年のご挨拶を申し上げます。

 昨年は日蘭交流425周年ということで、ウィレム・アレキサンダー国王陛下、スホーフ首相の訪日をはじめ、多くの閣僚、ビジネスミッション他オランダ側関係者の訪日があり、皆様の御協力を得て両国友好協力関係のさらなる促進が図られた一年となりました。また、昨年12月には日・オランダ王国物品役務相互提供協定(日蘭ACSA) に署名し、両国間で初の防衛分野での協定署名が行われたという意味で両国協力関係の幅の広がりを感じさせる年の締めくくりともなりました。

 本年はこうした取り組みの上に、さらに具体的な協力関係の積み上げを行っていくことが期待される一年になります。既に1月にはMONO JAPAN FAIR 2026と大阪・関西万博オランダパビリオンの文化プログラム総括イベントの当国での開催が予定され、6月には恒例のJapan Festivalに加え、FIFA World Cupサッカー初戦での日蘭の試合も予定されています。この他、1月のヘイス・タウンマン国防副大臣の訪日を皮切りに、両国の様々な分野で多くの皆様の訪問が両国間で予定されており、日本大使館としても、皆様と共に、両国協力関係の促進に努めて参りたいと思います。

 国際場裡においては引き続きウクライナ、ガザの情勢、アジア太平洋地域における緊張関係が継続し、新年早々には米州における新たな情勢がこれに加わっています。当館としても、当地に所在する国際司法裁判所(ICJ)、国際刑事裁判所(ICC)、PCA(常設仲裁裁判所)といった国際司法機関や化学兵器禁止機関(OPCW)といった国際機関とも緊密に協力し、法の支配をはじめとする普遍的価値に基づいて、国際社会における課題に日本として貢献していけるよう努めたいと考えます。

 オランダ国内では現在進行中の連立交渉を経て本年のある段階で新政権が成立することが見込まれますが、どのような選択がなされるにせよ、我が国として日蘭両国関係の強化に努めていきたいと考えます。

 本年も在留邦人の皆様をはじめとする多くの皆様からのご理解とご協力を頂きつつ、館員共々日本大使館として責務を果たしていけるよう努めて参る所存です。

 皆様の本年一年の益々のご繁栄とご多幸を祈念申し上げて、私の新年のご挨拶とさせて頂きます。