住居の賃貸契約に関する詐欺が発生していますので注意してください。

令和4年9月2日

 現在、オランダにおいて、住居を探すことが難しくなっています。

 この様な状況を利用し、住居賃貸に関する詐欺事案が発生しています。
当館で承知しているものとしては、その殆どが「Facebook」を介したものとなります。

 具体的な被害事例としては、以下のとおりです。
 (1)賃料等を支払った後、連絡が取れなくなる。
 (2)契約締結後、実際にアパートへ行ったところ、既に他の人が住んでおり、住むことができない。

 詐欺を試みる者は、実際の住居の賃貸契約であると思わせるため、賃貸契約に関する書類を提示したり、賃貸契約ができると詐称する部屋を、テレビ電話等を利用し、見せたりすることもあります。

 なお、特に、これからオランダの大学へ入学をしようとする学生の方が、これらの被害に遭われています。

 この様な被害に遭わない為にも、また、オランダへ渡航後に詐欺であることが判明し、住居が無いという事態に陥らない為にも、信頼のおける住宅紹介サイト等を利用する、学生の方は、大学に事前に相談する等、この様な詐欺に遭わないよう十分に注意してください。