化学兵器禁止機関(OPCW)
令和7年2月18日
化学兵器禁止機関(OPCW
)とは、1997年4月に発効した化学兵器禁止条約(Chemical Weapons Convention)に基づき設立された国際機関であり、1997年5月に本部がハーグ市に設置され、それ以降、世界的な化学兵器の全面禁止及び不拡散のための活動を行っている。化学兵器廃棄に向けた活動が評価され、2013年10月11日にノーベル平和賞を受賞している。

締約国会議
執行理事会
全締約国のうち各地域グループから選出された41か国からなるOPCWの執行機関であり、OPCWの懸案事項の討議等が行われる。日本は、創設時から現在まで連続で理事国に選出されている。
● 執行理事会における我が国ステートメント
第107回執行理事会(2024年10月8日~11日) 南博大使によるステートメント(英文)第106回執行理事会(2024年7月9日~12日) 南博大使によるステートメント(英文)
第105回執行理事会(2024年3月5日~8日) 南博大使によるステートメント(英文)
● 遺棄化学兵器処理事業
・第107回執行理事会におけるサイドイベントの開催10月8日(火)~11日(金)、化学兵器禁止機関(OPCW)第107回執行理事会が開催され、会期中の10月9日(水)、日本はサイドイベントとして「Progress in the destruction of Abandoned Chemical Weapons(ACW) in China」を開催いたしました。
アリアス事務局長、パラル議長をはじめ、各国大使を含む約70人が参加し、参加者は日本のACW事業に関する報告に熱心に耳を傾けていました。このサイドイベントを通じて、ACW事業におけるこれまでの日本の取り組みと今後の計画に対する理解を深める機会を提供することができました。