オランダでの婚姻手続きについて
オランダで婚姻(市民結婚)手続きをする場合,どちらか一方がオランダでの滞在資格を有している必要があります。
まず,婚姻(ondertrouw)する意思を婚姻予定日の数週間前までに手続き予定の市役所に届け,挙式日時を予約しなければなりません。市役所によっては挙式希望日より数ヶ月前に予約する必要がある場合もあるので注意が必要です。この手続きは挙式予定日の1年前から可能です。
婚姻のための必要書類については,市役所によって異なりますので,手続きを行うオランダでの市役所に直接お問い合わせください。
一般的に外国人の場合,母国の出生証明書や婚姻具備証明書が求められますが,日本人が婚姻する場合は,当館が発行する「身分事項に関する証明(戸籍事項記載証明)」の提出が求められます。
さらに上記2.の証明上にデン・ハーグにあるオランダ外務省からの「リーガリゼーション」を取得(提出先の市役所によってはリーガリゼーションが不要とする場合もあります。)
リーガリゼーションの申請方法照会先はこちら
https://www.government.nl/ministries/ministry-of-foreign-affairs/contact
「The legalization desk」の項をご確認ください。
婚姻歴がある方は別途離婚の証明が求められますので,離婚事実が記載された戸籍,改正原戸籍などにアポスティーユを付したものを日本から用意しておく必要があります。
オランダでの婚姻が成立すると,3か月以内に日本大使館もしくは本籍地役場に婚姻届の届出が必要です。届出後,日本の戸籍に記載されるのに1~2カ月程度要します。
https://www.nl.emb-japan.go.jp/itpr_ja/r_koseki.html#konin
なお、婚姻とオランダ滞在許可の手続きは異なります。
個別に審査されますので,申請方法についてはオランダ移民局(IND)にご確認ください。
https://ind.nl/en/family/Pages/Spouse-or-partner.aspx